安城について

 安城市は名古屋市の南東に位置し、隣接して北に豊田市、東に岡崎市があり、鉄道はJRと名鉄が利用でき、新幹線の駅(三河安城)もあります。

 安城市の人口は16万人で、毎年増加しています。

 安城は山など一つもなく、あるのは広大な平野と広い空ですが、大きな川が通っていないために、用水が必要でした。

 明治以前は安城ヶ原と呼ばれた荒地が多かったのですが、明治になって矢作川から明治用水が引かれ、現在の広大な田畑を持った安城市へと変化したのです。

 明治用水は現在では、市街地では地下のトンネルを通っており、その上に緑道と呼ばれる自転車道が整備されています。私は日ごろこの緑道を走っているのです。

 豊田市が近いためトヨタ関連の大工場もありますが、農業が盛んな地域で、以前は酪農も行われており、小学校のころ「安城は日本のデンマーク」と呼ばれていると習ったのを覚えています。

 果物も栽培されており、梨、いちじくがおいしいですよ。

 交通渋滞はほとんどなく車の利用価値が高い町です。どんな施設、店にも無料が当然の駐車場が設置されており、市役所や郵便局へも車で出かけますし、郊外型の大規模なスーパーが何箇所かにあるため、日常の買い物に不自由することもありません。

 こんな安城を私は好きです。
 

  緑道沿いの三連水車。                  三連水車の前の六人のお地蔵さんたち
                                   通るたびにあいさつをして帰ってきます。