春の走りについて

    

 寒い冬がすぎて、走っていて一番心地よい季節です。桜の淡いピンク、ユキヤナギの白、菜の花の黄色、アカメガシの赤、レンギョウの黄色、ハナミズキの白または淡い赤、色とりどりの花が沿道を彩り目を楽しませてくれます。個人的には桜並木にそってユキヤナギが植えてあり、上があわいピンクが並んでおり、その下に白い帯が続いているといった光景が好きです。畑では3月に入るとある日突然一斉に麦が芽生え、日一日と成長して行く姿を眺めるのも楽しみです。

 春は天候が変わりやすく、風が強い日が多いので、無風快晴の花見がてらのランニングはあまりできません。でも寒い冬に比べればずっと楽です。風の強い日は、風にさからわないように走っています。風に負けまいと無理をすると非常に疲れます。ゆっくりとでも前にさえ進んでいれば目的の所までは行けます。また、同じコースを往復することが多いので逆の方向であれば順風となって楽ができるのです。

 普段のランニングコースは何コースかあったほうがいいのです。大阪に住んでいたころは、風の強い日は、大川沿いに走り大阪城公園を周回してもどってくるコースで、風の弱い日は淀川沿いに走っていました。現在は安城にいるので明治用水沿いの緑道を豊田方向へ行くか、西尾方向へ行くかその日の気分で変えています。また、日曜の朝は国道1号線沿いに岡崎公園へ行き岡崎城を1周して帰ってくることもあります。

 レースシーズンはそろそろ終わりにちかづき、暑い夏へと変わっていきます。